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あれから一日に何十回もベートーヴェンの『悲愴』を弾きまくって、すっかり悲愴感に浸りきった みの。思えばそれがよかったのかもしれません。
前回の波乱万丈の試験を思いだすと、また頭がクラクラしてきたのですが、ともかく試験会場へ。
時間が来て試験室に入り、一礼。
さすがに前回と同じくらい緊張している。で、一息ついて弾き始める。魔の4小節が過ぎた頃…来た!あの真っ白いモヤモヤが!!
ところが!!!
O内先生の言っていたことは本当だった!!
真っ白になってるのに、指が勝手に動くんです。頭と体と指が動きを覚えちゃってる感じでした。イケルかも…、と思い始めると、ちょっとは心に余裕も出てきて、アララ、試験はあっという間におしまい。面接もすんなり終了。
とりあえず札幌まで来たので、ショッピング♪ショッピング♪((o(^-^)o)) そして帰宅。
── そして数日後。
今度はごくフツ〜〜〜の電話がO内先生から来ました。
「あぁ、大丈夫だったわよ」
ま、当ったり前ね、てな感じでした…(^_^;;;
合格通知をいただいてすぐ、札幌で行われる2泊3日の研修会に出なければなりません。ホテルでの泊り込み研修でした。その研修には、北海道中の新人講師約40名ほどが集められたのですが、リッチにもそれぞれシングルルーム。ホテルもとっても新しくてステキなホテルで快適♪
しかし…。
朝は8時から、昼1時間休憩して、夜の8時までみっちり勉強(初日と最終日は半日)。
内容は、主に導入期(幼児期)に基本的に教えなければならないこと、テキストの使い方、グレードの指導法などなど。一応マニュアルがあるのですが、もちろんマニュアルどおりになんかいかない、ということで、いろんなことをやらされました。
最初はみんなノートを取りながら、「リズム感、等速感、ソルフェージュ…」などといった指導のポイントを教わるのですが、「じゃ、それを前に出てやってもらいましょう〜」
えええぇぇぇー!?Σ( ̄ロ ̄;ノ)ノ
というわけで、ほとんどの新人講師が「先生役」&「生徒役」になり、レッスンの実演をさせられたのでした。中でも恥ずかしかったのは、レパートリーを歌ってみる、という実演。何十人もの前で緊張もあってか、音程を外したり声が裏返ったりする先生続出。ちょっと爆笑でした。
この研修で学んだこと。それは…
『幼児を教えるときは恥と教養を捨てろ』
ということ。ま、教養は元々ないのでいいんだけど…。
恥を捨てるとは??
そこで研修担当講師のU先生が、「じゃあ今から『おもちゃのチャチャチャ』の振り付けを教えます。ハイッ、みんな立って〜」。
ええええぇぇぇぇーっ!!Σ( ̄∇ ̄;ノ)ノ お、踊るんですかぃ!?
踊って歌うことで楽しく飽きずに、さらにリズム感が身に付く、とのこと。
この曲では「♪チャチャチャ♪」のところでまず手拍子。
「空にキラキラお星さま〜♪」で手をヒラヒラさせながら下ろす~ヽ(^-^)ノ~、 「みんなスヤスヤ眠るころ〜♪」でほっぺで両手を合わせて眠る仕草(人 ̄- ̄)( ̄- ̄人)、 「おもちゃは箱を〜飛び出して〜♪」で両手を大きく広げる\(⌒∇⌒)/、 「踊るおもちゃのチャッチャッチャ♪」でツイスト(?)のような振り((┌(^-^)┘))((└(^-^)┐))。
こんな感じできちんと4番まで教えられ、何度も踊らされるイイ大人の新人講師たち…。
なるほど。恥を捨てるとはこういうことか。 今、恥ずかしいのだが。
しかし実際に幼児を教えてみて、確かに恥は捨てました。言葉遣いから踊りから歌うことまで、とにかく保母さん状態。
教わったおもちゃのチャチャチャの踊りも、子供たちは楽しそうにやるのでした。
ためになった研修を終え、帰路へ。
しかし半年後にもう一つの研修を受けないと講師として正式に認定されないのでありました。
まずは今回の研修で学んだことを半年試して、次の研修でやっと一人前よ、ということらしい。
よっしゃ、がんばるでぇ〜。
次回は「『今日はもう帰る!』作戦」
です。
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