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それは、わたしがフリーでピアノを教え始めて2か月ほどたった時のことでした。 O内先生からこんなお話が。 「あなたさぁ、◯◯音楽教室の試験受けてみない?」 よく聴いてみると、その音楽教室では、結婚のためやめる先生が2人もいて困っているらしい。 一応家に帰って母に相談し、『まぁ、いい話なんじゃない?』ということで、次の日には、わたしはもうO内先生と一緒に、その教室を運営しているE事務所にいました。 担当のN屋さんの話によると、一辺に2人やめられて先生が足りず、かなり焦っている様子で、ぜひ試験を受けて専属の講師になってほしい、と説得してきたのでした。 N屋さん「…で、ですね、申し込みの締め切りが2日後なんで、今日郵便で出さないと間に合わないんですよ。それで、今ここで申し込み書、書いてってもらえます?」 みの「…ふ、2日後ですか!?」 ていうか、曲も決まってないやんけ。 しかし、話はもうすでに決まっている状態なので、わけのわからないまま、とにかく申し込みを済ませたのでした。 試験の内容は、自由曲1曲と、面接のみ。 …試験まであと2か月。 次回は『みの、真っ白になる』です。 |