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第2回
初めての耳コピー

近所に住んでいたわたしの同い年のいとこRちゃんと、2つ年下の妹Mちゃんは、 4歳当時から人並外れたピアノの才能の持ち主で、最初から同じ音楽教室の専門 コース(2人の先生に付き、時には札幌までレッスンに行く!)に通っておりました。

あれはわたしが6歳くらいの頃だったでしょうか…。
その2人が家に遊びに来た時、妹のMちゃんが、当時流行っていた映画『セーラー服と機関銃』のテーマをピアノで、ズンチャ・ズ・ズンチャッ♪と弾いてみせたのです。

驚いたわたしはMちゃんに尋ねました。

みの「それ、楽譜見て練習したの?」

Mちゃん「ううん。適当に弾いてるだけ。

ぬな?なんと彼女はわずか4歳にして、耳コピーで演奏していたのだ。
しかもそれがカッコいいのだ。

すっかり憧れてしまったわたし、その日から早速マネし始めました。
そして、どれくらい弾いたでしょうか、ついに似たような感じで弾けるようになったのでした。
思えば、これがわたしの初めての耳コピーだったんだなぁ。

ちなみにRちゃんとMちゃんは、その後様々なコンクールに出ては賞を取り、ヤ◯ハの社長のお気に入りの存在になったにもかかわらず、二人とも音楽とは全く関係のない理系の大学へと進学(勉強もできるんだな、これがまた)して卒業、現在は結婚して主婦となっています。

ハタチの頃、わたしが久石譲などにハマっていた頃。
たまたまわたしの家にMちゃんを含むお客さんが来ていて、「なんか弾いてくれ」という話になった時、わたしがポップスを弾いたあと、Mちゃんは「わたし、そういうの弾けないんだぁ、どうしよう。これでいい?」と言って、ショパンの『幻想即興曲』をプロ並に サラッと弾いてみせたあの瞬間、わたしは思った。

わたし、ピアノの先生やってていいの…?

次回は『いきなりコワイ先生』です。

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Last modified: Thu Apr 4 00:51:08 JST 2002