第3回
いきなりコワイ先生

4歳から某音楽教室に通い始めたわたし。2年間の幼児科コース(グループレッスン)を卒業し、6歳からはピアノの個人レッスンとアンサンブルコース(エレクトーン)へ進みました。
担当の先生は、いずれも『とにかくコワイ』『ヒステリック』ということで有名なN村先生でした。

このN村先生、とにかく楽譜に書きまくる先生で、レッスンの度に余白はすべて「かたてずつ」だの「りょうて」だの「ゆびばんごう」だの「あせらないで」…といった文字で埋め尽くされていくのでした。

特に『ほら あの山に』(ドイツ曲)という曲の時は、D.C.(ダ・カーポ)で最初に戻る前のジャーン♪(フォルテ)という和音がうまく弾けず、 「 ちがうっ! 」「もっと強く!! 」「迷わないで!!!」「そろってないっ!!!! 」と言っては、その和音をガーーーッ と◯で囲まれ、もはやその和音は『額縁に入れられた絵』状態でした…。

だれもが泣いて帰るというこのN村先生のレッスンで、わたしは泣いたことはありません。
恐さを通り越して、呆然としていたのです…。
が、その代わり、レッスンさぼりました (一度だけ)。
この話は次回。

次回は『みの、レッスンをさぼる』です。

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Last modified: Thu Apr 11 00:59:15 JST 2002