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わたしが通っていた教室は、N島町にあるDビルの確か4階でした。階段をてくてく上って4階に着くと、ちょっとしたロビーとカウンターがあり、わたしはそのカウンターの一番近くにある教室でレッスンを受けていました。 ある日レッスンに行くと、N村先生と2、3人の先生たちがカウンターで談笑しており、わたしは「こんにちは」とあいさつして教室へと入りました。 レッスン時間になりました。が、先生が来ない。 まだしゃべってるな。 そして5分くらい過ぎた頃でしょうか。やっと来たかと思ったら。 ドアを閉め終わらないうちに聞こえてしまった温泉話。 レッスンを先にしろ、レッスンをっ!! そして今回はさすがにキレたのか、わたしは幼心にもこう誓ったのだった。 『ピアノの先生には絶対ならん!! 特にここの教室の先生にはなるもんかー!!』 ──しかしその13年後、わたしはまさにその音楽教室の講師になっていたのでした…。 …アレ? 次回は『ついに先生変える』です。 |